血管外科・循環器内科・心臓血管外科 Fujisawa Cardio-Vascular Clinic

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下肢静脈瘤の診療について

小樽・後志地区をはじめ、札幌・旭川・函館・釧路・帯広など、北海道各地から多数の方にご来院いただいております。
当院では、開院以来3000例以上の手術実績があります。

下肢静脈瘤とは?


・足の血管がボコボコと膨らんでいる。
・足がむくんで重だるくなる。
・なかなか治らないかゆみ・湿疹がある。
・夜中によく足がつる。
これらの症状は、下肢静脈瘤が引き起こす症状です。

足に流れた血液が心臓に戻るための血管が「静脈」ですが、この静脈が逆流して、老廃物のたまった血液が足に溜まってしまい、足のむくみや倦怠感のほかに、足がつったり湿疹ができる病気です。
女性に多い病気で、立ち仕事、出産、遺伝が原因で起こるといわれています。立ち仕事を続けたり、歳をとるにつれ、徐々に静脈瘤は進行します。
放置している方が非常に多いのですが、適切な治療を行うことで、足の健康を回復できる病気です。

手術療法、硬化療法、弾性ストッキングによる圧迫療法といった治療法がありますが、正確な検査を行い、適切な治療法を施すことがとても大切な病気です。

下肢静脈瘤症例写真

下肢静脈瘤の検査


当院では、「空気容積脈波検査」と「血管エコー検査」を行って、下肢静脈瘤の精密検査を行います。

「空気容積脈波検査」は、足をビニール製の袋で包み、むくみ具合を調べる検査です。
「エコー検査」は、足全体を超音波で観察する検査です。
(どちらの検査も、体の負担や痛みは全くありません。)
熟練した医師・技師がこれらの検査を行うことで、逆流の有無・程度・範囲や静脈の走行を正確に調べることができます。

正確な検査を行うことで、
 ・どのような治療が適切なのか
 ・本当に手術が必要なのか
 ・放置した場合、どのような症状が出るのか
 ・手術した場合、本当に症状が改善するのか
 などの判断が可能です。

また、手術が必要となった場合でも、
 ・静脈を抜く手術が良いのか
 ・レーザー手術が良いのか
 ・どの範囲の静脈に治療を施すべきか
 といった判断を正しく行うことができますので、とても質の高い手術を提供することができます。

当院では、年間2000件以上の血管エコー検査を行っております。

静脈瘤検査室

下肢静脈瘤の治療

治療法には、①圧迫治療、②硬化治療、③手術療法(静脈抜去術やレーザー治療)があります。

 「圧迫治療」は弾性ストッキングで圧迫する治療法で、足のむくみや倦怠感の改善に非常に効果的です。

手術を受けるほど静脈瘤がひどくない方や、手術を希望されない方には、まず弾性ストッキングをお勧めしています。
しかし、ご自分の足に合った弾性ストッキングを用いなければ、効果が不十分だったり、圧力が強すぎて足の血流を悪くしてしまう場合がありますので、注意が必要です。
当院では、弾性ストッキング・コンダクターの資格を有するスタッフが適切なストッキングを選び、着用方法の指導を行っています。


 「硬化療法」は、静脈瘤に薬剤を注射して固めてしまう方法です。

硬化療法は、クモの巣状にモヤモヤした静脈瘤や、細い静脈瘤にはとても効果的です。
しかし硬化療法単独では、病気の根本原因(逆流)を治していませんから、将来再発する可能性がとても高い治療法です。


 「手術療法」には、静脈抜去術(ストリッピング手術)と血管内治療(レーザー・高周波)があります。

「静脈抜去術(ストリッピング手術)」は、逆流している静脈を引き抜く手術です。下肢静脈瘤の治療法として100年以上前から行われている歴史のある手術法です。最も再発が少ない治療法です。
抜き去る血管は足の表面にある表在静脈です。深部静脈に異常がなければ、表在静脈を手術で抜いてしまっても、血流に全く問題ははありません(深部静脈の状態はエコー検査で判断します)。
かつて静脈抜去術は、全身麻酔や下半身麻酔で行っていたため、数日~1週間程の入院が必要でした。
しかし現在では、麻酔法・手術法の進歩により、日帰り手術で安全に静脈抜去術を行うことが出来るようになりました。
※ 当院では、「逆行性PINストリッピング」という日帰り手術法を採用し、3ミリ程の小さな切開で確実に静脈を抜く手術を行っています。

「血管内治療(レーザー・高周波)」は、逆流している静脈に細いファイバーカテーテルを挿入して、血管の中からレーザーや高周波を照射し、熱によって血管を閉塞させる治療法です(足の付け根から膝までの範囲の静脈を閉塞させます)。
現在、全国的にレーザー治療や高周波治療が広く普及しておりますが、血管を焼くという性質上、手術後の痛みやつっぱり感などの合併症が長期間続く場合があります。また、レーザー特有の再発や重大な合併症(深部静脈血栓症や肺塞栓症)や再発(副伏在静脈の再発)の報告もありますので、治療を受ける際には、合併症やリスクの説明を十分受ける必要があります。

静脈抜去術が適しているのか、血管内手術が適しているかは、それぞれの静脈瘤の状態などによって異なりますので、正しい検査を受けた上で十分な治療経験のある医師が適切な手術法を選ぶことが大切です。

なお、当院では、全ての治療を保険診療で行っております(保険外の手術は行っておりません)。
当院での日帰り手術の場合、手術日のお支払いは、3割負担の方で4~5万円前後(片足)、1割負担の方で1万2千円前後です。

全て保険診療の手術を行っていますので、生命保険にご加入の方は、手術給付金を受け取ることが出来ます(ご加入の保険内容によっては受け取ることが出来ない場合がありますので、あらかじめ保険会社にお問合せ下さい。お問合せの際には、日帰り手術(入院なし)であることをお伝えください。

手術室

当院の下肢静脈瘤治療の特色


 正確な診断と、適切な治療法の選択
空気容積脈波検査と血管エコーによる正確な診断のもと、病状に合わせた治療法を選択します。
手術の必要性について客観的に評価することができますので、納得のいく治療を受けることが出来ます。

 痛みや体の負担が少ない検査・治療
検査から手術まで、できるだけ痛みが無く、体の負担も軽い手術を行っています。
手術の際は、局所麻酔に静脈麻酔(鎮静剤の点滴)を加えることによって、痛みを感じない手術を行っています。
手術中は常時生体モニターによる観察を行うとともに、熟練したスタッフを配置し、十分な安全管理のもと手術を行っています。
熟達した技術により、とても小さな手術創で完成度の高い治療を行っています。
手術後は専用のリカバリールームで一時間ほど管理し、帰宅となります。

リカバリールーム


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